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謹啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて 御承知のように国内外交々混迷を究め、世界的動乱の様相を呈して来ました。

この秋に当り、私達は周章てる事なくジックリと腰を落着け、日本本来の大本に帰り、この難局を切り抜けて行かなければならない、と思考致します。

最早、戦後七十年成ろうとしているのに、この暗黒の宇宙で唯一、光と生命のある狭い地球上で、同時代のこの世に生を享けた、者同士が殺し合う程、悲惨で愚かな事はありません。

これは、決して敗戦コンプレックスではなく、被爆国として「和」の精神を以て、全世界に光被して行くのが、我が国の使命役割ではないでしょうか。

何卒 前記の意をお汲み頂いて、ご高配賜りますよう哀心よりお願い申し上げます。

敬白

遺言状   戸松慶議著

 

(著者略歴)

  • 大正2年秋田県能代市に生れる。
  • 安部磯雄先生に社会主義を学び、安岡正篤先生に 中国思想、筧克彦・今泉定助両先生に国学神道を学ぶ。
  • 昭和11年満鉄入社、十五年陸軍省奉職(支那派遣軍)、19年3月南方派遣軍第七方面軍に従軍。
  • 21年7月帰還。
  • 昭和22年連合軍総司令官マッカーサー元帥に対し「無賠償、七箇師団存置、食糧三百万屯即時放出」の断食請願運動21日間決行し、受諾さる。
  • 昭和34年より国民運動組織、國乃礎を始める。
  • 昭和35~36年8ヶ月にわたり、米国・ヨーロッパ・東南アジア各国を遊説  日本思想の普及を図る。 

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